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「KGチャレンジ」開催記念『京極琉インタビュー』フルバージョン!!

KYOGOKU PROFESSIONAL×CHOKiCHOKiコラボフォトコンテスト

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―いまコンテストの参加者って減っていると聞きます。

京極「今はいろんな媒体が、美容師を売上でとりあげるほうが多いですよね。でもクリエイティブってお金じゃ判断することができない。アーティストにとって本質的な、作品の価値をとりあげられてなくて、売上がすごいという美容師像が作られているから、結果コンテストに出る意味がないって思っちゃうだけだと思います。

僕は、美容師が作るスタイルは全てオートクチュールだと思っています。お客様を一から捉えて骨格に合わせて施術する。それくらい誇りを持ってやる技術、とても価値の高いものだと。でもコンテストに出て経験しないと、今の自分にどれだけの価値があるかわからないんです。コンテストに出て客観的に自分の価値がわかり、そこからより多くのお客様を担当してさらに技術を磨いていく。すると美容師の価値はどんどん上がる。周りの国とかカット3万円とる美容師とか余裕でいるんですよ。でも日本は、どんどん落ちているんです。それで美容師は重労働とか、メリットがないから嫌だとか……みんな美容師の価値をわかっていない。美容師は優雅に、しっかり自分の技術、人間性をアピールすれば、3時間で10万円とれるプロフェッショナルな仕事なのに。ただ作業するようなアルバイトみたいな働き方して、ただ数をやるとか、それは違うんですよ」

―自分で自分の価値を上げられる。

京極「今回のCHOKiCHOKiのコンテストを通して優勝した人が、日本の未来を作り上げていく、ラグジュアリーな美容師になってほしいし、やっぱコンテストって優勝したその人のその先が大事だと思います。その先がいかに輝けるかによって、コンテストに意味があると思う。その場限りで終わるんじゃなくて、優勝して「やったー!」じゃなくて、優勝してやっとはじまる。チャンピオンとしての心構えや振る舞いをすることによって、やっぱりこの人ってすごいんだなって思われるようにならないと。だって優勝した人が、優勝していない人よりカット料金が安かったら、それはおかしいじゃないですか? なんのためのコンテストだよって。でも今までってそんな感じなんですよ。そんな流れを変えられればいいと思っています。コンテストに出ている美容師が輝ける場所。優勝した人もしっかりと自覚を持って」

―今まで京極主催のコンテストはやっていたんですか?

京極「実はまだブランドを作って1年なんです。だからこれからどんどん京極主催で本質を伝えながら、優勝した人にはその先でもサポートしていきたいと思っています。そうするとどんどん成長していく、チャンピオンになったから、カット8000円、さらに頑張っているから1万2000円とかでもいけるんだよっていうストーリーさえ作ってあげられれば、あとは自然といくと思います。自分もチャンピオンとったからカット料金1万円いこうかとか、今までそういうのがないから」

―魅力的なストーリーですね。

京極「今までは1日数をこなさないと売り上げが立たない。数をこなせば売り上げは立つけど、でもそれで立った売り上げって……それはあなた一人の力じゃないよね、アシスタント何人もかかえて作った売り上げだよね? それって技術者として意味あんの? アシスタントいなくなったとき一人でなにができるの? 美容師個人の価値あげられるの? っていうと、そんなに上がらないんです。かけもちして数を回していくと、アーティストの価値を下げると思います。値段は上がらないし、お客様の満足度も減るしかない」

―お話を伺っていると、自分がそれだけの道を歩いてきたからこそ出る言葉だということがわかります。熱さと重さが伝わってきます。

京極「それもありますね」

―今回をはじめ、美容師の価値を上げる、未来を創るコンテスト、期待しています。ありがとうございました。

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