【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド／STRAMA

■「謙虚」「感謝」「志」を胸に

―話は変わりますが、みなさん黒いファションが多いイメージです。

H「ウチだと正装が黒い服っていう決まりがオープン当初からあるんです」

―あ、あるんだ。やっぱり。

H「自分たち自身も黒い服を着ると、もう一段気合いが入るというのもあるんです。撮影の日にはみんなオールブラックで集合して、とか。1つの作品をみんなで作るイベントとかも。たまに忙しい土曜日の日とか、言ってないのに、みんな気合い入ってオールブラックだったりとかします」

T「僕らは、サロンワークでもそうだし、裏方の立場なので。黒子的な感覚はありますよ。見せたいのは自分じゃなくて作るものやお客様に提供するものだったりするから、それはみんなしっくり来てるんじゃないかなっていう感じはありますね」

―それでですか。現在は全員で何人ですか？　

H「17人です」

―毎年何人ぐらい採用していますか。

T「5人前後です」

―どんなところを見ますか？

H「まず成績です。すごく厳しく見てるわけではないですけど、ある程度やっぱり出欠席だったりとか、最近はしっかり見るようにはなっています」

―面接までたどりつくのは何人ぐらい？

H「わりと全員見ますね」

T「なるべく実際に会った方がいいと思っているので。ファーストインプレッションみたいなところ。先入観だけではなくて、会うとまた変わるっていうのは大事にしています」

―では成績以外のところ、実際会った時にはどこを見ていますか？

H「笑顔、挨拶、素直さ、です。それこそ「謙虚」「感謝」「志」というのは、スタッフがそれぞれ持っているものだし。美容学生も20年ぐらい生きているってことだから、そういう面は持っているのか、そういうところは見ます」

―どんな質問でわかりますか？

H「こういう質問をしようというのはあまり決まってないですね。1つの質問に対して深掘りしていった時に、だいたいその子の本当の姿が見えてくるというか。日常の会話みたいなラフな感じで話します」

―その後サロンワークは？

H「サロンワークをした時に、立っている姿だったり雰囲気だったりを見ながら、もう少し近い距離感で話せるので、スタッフそれぞれが会話をして決めていきます」

―辞めちゃう人はいますか？

T「そうですね。辞める人のほとんどは入社3ヶ月以内ですね。うちはお試し期間を３か月設けているのでお互い見ましょうというスタンスでいます。実際に働いてみて、本人がやれるか、我々も育てられるかなど。辞めたいって言ったら基本止めませんね。」