◼️レディース目線のメンズスタイルがある
―スタッフは今3人ですね。どんなキャラクターかいうと……
杉本「見ての通り、バラバラです。ファッション感もバラバラだし」
重野利玖さん(国際文化理容美容専門学校渋谷校)@salonlyla_shigenoriku
―スタッフ向けに力を入れているポイントというと?
杉本「労働条件的で言うと、平日は朝の時間が自由に使えるように、営業スタートがちょっと遅めになっています。火曜日が13時―22時で、水、木が12時―21時。午前中は撮影をしてもいいし、休んでもいいし、練習してもOKです」
リョーマさん(ベルエポック美容専門学校)@salonlyla_ryoma5939
―デビューまではどのくらいですか?
杉本「2〜3年でデビューのカリキュラムを組んでいます。レッスンは週1。メンズとレディースの両方をやります。重野がそうなんですが、メンズデビューしてから、レディースを切れるようにします。それで、そこから自分でメンズだけ集客するのなら、それでも全然OKです。今後はメンズだけでデビューもアリにしようと思ってはいます。アシスタントのリョーマは、本人とメンズスタイリストでいこうと話しています」
―そうなんですね。
杉本「でも両方できるようになっている状態が、やっぱり僕はいいと思っていて。レディース目線でのメンズがあるから」
―レディース目線のメンズ?
杉本「僕みたいな髪型がそうなんです。メンズだけしか切ってないと、これは切れないです。レディースの感覚を覚えないと、もっと軽くなったりとか、違った感じになっちゃったりとかするんですよ。やっぱり両方の目線で見てないと、バランスが取れないと思います。売れるもの、商業的なものだけで考えたらメンズだけで全然いいと思いますが、僕は両方できて、その中で選べるようにしていきたい。そこまで少なからず2年半から3年はかかると思うんですよね」
―そうなんですね。
杉本「練習してないと、もっとかかります。でも、それはそれで僕はいいと思っています。本人が納得しているなら」
―では週1練習というのは、ちゃんと見る練習がってこと?あとは自主性に任せますみたいな。
杉本「そうなんですが、自主的にしてくださいとは言わないです。やった方がいいよ、くらいです。この目標を達成するんだったら、この時間使わないと無理だよねって。それを月1の未来ミーティングという面談で話します。目標に対して逆算してどうしていこうかっていう」
―ほかにカリキュラムの特徴はありますか?
杉本「あとはトレンドに合わせて、今お客様が求めているものを入れて、必要ないものは外して。その時代に合わせてちょっと変えています。今だと波巻きは必須なので、ツイスパ、波巻きはカリキュラムに入れたりとか。基本は営業ベースなので、営業でお客様にどんどん入っていけるように、その中でレベルアップしていくという感じです」
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