【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド／siki

◼️30秒動画でビジュアルやファッション、パーソナルを判断

―その芯はありつつも、5店舗の特徴はそれぞれだったりします？

磯田「色はやっぱ違うと思います。本店の人たちが一番個性的な人が多いかもしれないです」

岡村賢志郎さん（中日美容専門学校）@kenshiro.okamura

―採用は一括ですか？

磯田「そうです」

―配属はどうなるんですか？

磯田「もし希望ではない店舗に配属される場合は、こちらから聞きます。sikiに合格して割り振られるというより、最初から配属先を決めちゃう感じです。だって東京希望で合格しましたが、あなた大宮ですってなったら、不満が出ちゃいますから。そういうケースは、例えば大宮だったら採用できますがどうしますか？　みたいな感じで聞きます。それでもOKであれば採用しますし、東京にこだわりたいので嫌だということであれば、それはそれでOK。もう１度、2次募集を受け直すこともできます」

水口裕太さん（福岡美容専門学校）@siki_yuta

―あ、受け直すことができるんですね。

磯田「はい」

―ってことはまず全体の基準があって、それからそれぞれのお店の判断ということですか？

磯田「そうです。店舗によって欲しい人材のパーソナルが結構違うんです。例えば大宮は、ムードメーカーになるような、とにかく明るい子が欲しいとか。だから東京ではちょっと違ったけど、大宮ではマッチしているから欲しいねみたいなことがあったりするんです」

野中和輝さん（グラムール美容専門学校）@nonakakazuki_

―応募するとどんなプロセスになりますか？

磯田「ウチは1次予選が書類ではなく動画です。30秒の動画を、まず全員に送ってもらいます。それを店舗で見て、ビジュアルやファッション、パーソナルの判断をします」

―ちなみに、みなさんどんな動画を送ってきますか？

磯田「1発ギャグもあるし、なんかでんぐり返ししてる子とか（笑）。今は動画の時代なので、すごく編集がうまい子とかいたり、いろんなパーソナルがありますね」

鍋谷優成さん（早稲田美容専門学校）@siki_yuseinabetani

―どのくらい送られてきますか？

磯田「100弱ぐらいかな。書類の時は200くらいきていましたが、動画にしてから減りました。でもそのぶん絞られて、逆にいい子が増えたなと感じています」

―で、どのぐらいまでふるいにかけられるんですか？

磯田「動画審査で20人ちょいぐらいになって、面接に進む感じですね」

―面接は何対何でやるんですか。

磯田「各店の店長、副店長もきて、5対5とか6対6とか。まずグループ面接があって、合格すると１対面接官になります。毎年やり方がちょっと変わっていますが」

―応募要項の待遇を見ましたが、住宅手当があるんですね。

磯田「アシスタントに家賃の10％手当てがあります。ウチは初任給20.5万円で、交通費とか住宅手当を足すと22万円ぐらいなります」