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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/C・crew

🔳夢がある人、自発的に色々考えをもった人がほしい

―求める人材は、どんな人ですか?
森田「第一にやっぱ夢があるかですかね。ただ美容師になりましたとか、ただお金が欲しいですっていう人はマジいらないです。ウチじゃなくていいから、大きいお店とか絶対給料いいので。ウチはそっちじゃないです。夢がちゃんとあって、自発的に色々考えを持った子」

―面接は何回?
森田「一回です。で、サロンワークやって」
―面接の視点はそれぞれ違うんですか?
森田「全然違うと思います。聞く質問も違いますしね。ウチに入りたい理由とかは別にどうでもいいんで。そんなのは練習すれば何でも言えるじゃないですか。話している感じの人間性というか、受け答え。突発的に夢はなに? とか聞いてもちゃんと答えれる子。あとはビジュアルですね」

―応募要項に『自分のアピールできるものの1つ』とありますが、これは例えば?
森田「例えばイチカ(アシスタント)とかは料理得意なんで、スタッフ一人ひとりをイメージした料理を作って、写真をファイルにして持ってきたんですよ。で、合格(笑)。 なんか面白い、そういう感じです。普通にスタイルブックでもいいですし」
―辞めたりしていますか?
森田「今まで5年間で3人辞めましたかね。中途が2人と、新卒は1人。海外に行きたいって」
―デビューしたときの集客ってどんな策がありますか?
森田「集客できるような仕組みみたいなのは大貴が作ってくれていて、僕はデビューする前にお客さん集めとけよ、スタイリストになったらマジで地獄見るぞって言ってます」
―それが課題だという話をよく耳にします。それで辞めちゃうとか。
森田「いや、多いっすよ。だからそれは気づかないんですよね、結局スタイリストになってみないと。人から言われてもわかんないんで、 普通に気づけたやつが売れるんじゃないですか。お店で色々やってあげてるだけだと成長しないと思います」
―それも様々な意見ありますね。
森田「もちろんそれってお店側の、経営の意見もあると思うんですよ。売り上げを作らないとって。それもそうなんですけど、本当に自分で考えて強くなっていく子って絶対売れていくんだって。お店がやってあげなきゃいけない子もいると思うんですけど、そればっかやってると俺はあんまり良くないかなと思いますね」
―どうやらキーワードは強くすることですね。
森田「そうです。一人ひとりが強くなったら、絶対サロンが強くなると思うんで。サロンでもその子たちが辞めない、辞めちゃわないような仕組みを作ろうかなって思いますね。自分で店出せて、シークルーからっていうのを作らないと、強い子ってたぶん辞めちゃいます」

―はじめてじっくり話しましたね。
森田「もちろんお金は必要だし、お金がないとやっていけないのでそこをしっかりつくりながら、全員でカッコいいものをつくっていく。お金だけだと楽しみは減る気がします。大貴は現実派でちゃんとビジネスやってくれるし、一緒にお店を始めた俊平はマネージメントをやってくれる。俺は方向性や色を作る。そこの役割分担みたいなのが出来てるのと、考えがまとまってると思います」

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