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【美容師と服vol.15/kouseiさん(ONYX)と『CeLL.』】

CeLL.


高円寺南口。有名なパル商店街のアーケードを抜けて、そのまま新高円寺方面へ歩くと、道の左右に古着屋さんがずらりと並んだ街並みに入ります。古着の街・高円寺でも有数のホットなエリア。その中間くらい、右手にCeLL.があります。兄のkouseiさん、弟のryuseiさん(!)二人そろってのインタビュー。

◼️『洗練されたずっと着たい服』をコンセプトに素材とサイズ感にこだわる

―弟さんはどういう流れだったんですか?
ryusei(以下r)「kouseiとは4つ違いです。高円寺で6年くらい古着屋で働いていて、去年独立して『DowNy(ダウニー)』という自分の店を出しました。それからこの『CeLL.(セル)』をオープンしました。僕も将来オリジナルを作りたかったので、まずそこが兄と一致したんです」

―どんな棲み分けをしているんですか?
r「後々一緒にやっていくなら、サロン業界とあまり離れないようなテイストの服を作りたいというのがあるので、CeLL.はきれいめで、内装もちょっときれいなスタイリッシュな感じにしています。DowNyはアウトドアもの、スポーツものとか全然違うジャンルでやっています」

写真はDowNy @downy_clothing_koenji

k「僕はDowNyにも若干からんでいるんですが、置いてあるものが全然違いますよ。たぶんDowNyの方が弟本人がやりたい好きなジャンルだと思います。スポーツ系でもちょっとレアなアイテムを置いていたり。CeLL.は、もっとカジュアルでとっつきやすいような感じです」

@cell_clothing_koenji

―ちなみに名前はどちらが付けたんですか?
r「僕です。英語で細胞という意味です。軸になる、核になるもの。ベーシックで、古着初心者の方も入りやすく、そこからいろいろ広がったりしていく、そのベースを作るという意味でつけました」

―お店のコンセプトは?
k「『洗練されたずっと着たい服』がお店のコンセプトです」
r「飽きないような、ずっと大人になっても着られるようなアイテムをメインに置いています」

―するとアイテムはどんな基準で仕入れてくるんですか?
r「素材感やサイジングを重視しています。変に大きすぎるものとかは置かず、素材も厳選して仕入れをしています。逆にDownyではちょっと大きいアイテムだったりとか差別化はしています」

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