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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/INK

◼️高いお給料、豊富に使える材料。美容師のストレスをなくしたサロンを作りたい

―INKは2019年オープンとのことですが、どんなサロンにしようと思っていたんですか?
長畠「やっぱり自分が今まで働いていてモヤモヤしたことだったり、できなかったことを払拭したいサロンにしたいという思いがありました」
―例えばどういうことでしょうか?
長畑「お客様へのサービスという点でやりたかったこともありますし、働くにあたってストレスがないように。例えば他のサロンではカラー剤の制約が大きくて色が表現できないところを、いい材料を豊富に用意して解消したり」
―ふむふむ。
長畠「その一方で、材料がたくさんあるサロンはスタッフのお給料が安くなりがちなんですよ。その逆に給料が高いサロンには、最低限の材料しかないというケースがあったり。そこを両立できるサロンを作りたいというのもありました」
―例えばどんな材料があるんでしょうか?
長畠「社外秘もあるので全て公開はできませんが、エフェクトブリーチシリーズ、5種類のオキシ、4種類のブリーチ剤、5メーカーのアルカリカラー、4メーカーの塩基性カラー、ブリーチ毛に矯正をかけられる縮毛1剤、セラックなどの処理剤、ケラフェクトコネクターシリーズ、最高品質のエクステ、フィオーレをメインにキャラデコ、アディクシー、ソフタッチなどを揃えています」
―材料のことはインスタにも特筆されていますね。すごいことなんですね、これは。
長畠「他のサロンの人には「これ、すごい」って言われます。美容室には材料比率の目安があって、これらを置いてしまうと経営的にきつくなるので、他のサロンさんは置かないんですけど、うちは頑張って置いています」

―へえー。
長畠「いい材料を置くと、いいスタッフが入ってくるというのもあるかなと、僕はちょっと思っています。特にブリーチに関しては、例えばウチはオキシとか5種類ぐらい置いています。美容室によってはオキシは安くてもいいという考え方もあると思うんですが、本当に技術にこだわっている美容師さんって、そういう面にこだわってないサロンは嫌だったりするんですよ。技術にこだわった人を入れるんだったら、材料にもこだわることが大切だと思っています。その他、処理剤とかトリートメント系とかも、その辺はちゃんとお金かけています」

―そして、お給料も高いですね。
長畠「実績としては、スタイリストはほぼ全スタッフが入社1年以内に40万円支給に到達しました。スタイリスト歴1年未満で60万円以上支給した実績もあります。また過去最高支給額は70万円を超えています。これらは全て20台の若手スタッフです」
―それにはどんな思いがあるのでしょうか?
長畠「例えばスタッフを幸せにしたいと言っても、給料が安かったら、それは違うだろと思うんです。だからオーナーとして、一番にできるわかりやすいことってお金だなって。やりがいも大切ですが、本当にスタッフのことを思うんだったら、まずお金は大事だと思います。僕自身が以前すごく生活が苦しくて、それで美容師が嫌になった時期があるので」

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